昨日告知した通り
医療薬学フォーラム2018に
参加してきましたのでご報告いたします。
朝から会場が東京ビッグサイトだと勘違いし
迷子になるというトラブルもあり
昼頃からは雨にも見舞われましたが
無事、様々な方と出会い多くのことを学べました。
今回特に印象的だったのは
初めてワークショップに参加したことです。
病院薬剤師の方々に囲まれて
抗がん剤治療に対して不安を持っている患者さんへの
面談を想定したワークショップでした。
プログラムは
日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会の
アドバンスドコミュニケーションスキルアップトレーニング(ACST)という
もので、模擬患者さんとのロールプレイを通じ
患者さんの意思決定を支援し
主体的に治療に取り組めるようにサポートする
ことを学ぶものでした。
この中でルーブリック評価という評価方法が用いられ
何を学ぶのかを示す評価規準と、
学習達成しているレベルを示す具体的な評価基準があり
従来の出来る、出来ないではなく
最低限のレベルから、理想的なレベルまでのどの程度に位置しているかがわかるものでした。
同じテーブルのお二人はしっかりと患者さんに
寄り添ったコミュニケーションが取れていて
薬局と病院の違いはあれど
まだまだ実力不足であることを実感しました。
普段は薬局での業務で、病院のことは学生実習以来だったので
見聞きするものすべて刺激的でした。
これからも薬局の現場で地域の人にお役に立てるよう
日々自己研鑽していきます。