みなさん出張の際の楽しみは何ですか?
ご当地グルメや地酒でしょうか
私は本屋さんです。
ご当地感という事はないのですが
お店によって、置いてある本や見せ方が異なるので、
普段出会えない本に、出会えることが多いんです。
駅構内の本屋さんへふらっと立ち寄り出会った本をご紹介します。
「休む技術」という本で
著者は精神科の先生だそうです。
その「忙しい」いつ終わるんですか?
という帯につられて、荷物になるから買うつもりはなかったのに
つい手に取ってしまいました。
この帯にある言葉
本当に不思議なんですが、
常に何かの締め切りに追われていて
(そして追われているというより、過ぎてしまっていて)
いつもあっぷあっぷしてしまいます。
この忙しいはいつ終わるんでしょうか?
本によると休日なのに、追われている仕事への不安のため
無意識に仕事の事を考えてしまい
頭と心がきちんと休めておらず
疲れた状態を引きずったまま月曜を迎え
仕事が始まってしまうので
メリハリがなく、パフォーマンスが低い状態が続き
休日を迎え、休まる事もなく・・・
というループになってしまうそうです。
これには心当たりがかなりあり、
休日家族と一緒に過ごしていても
仕事の事が不安で、心ここにあらずになってしまい
気持ち的に休まることなく
かといって仕事をしたわけじゃないから
業務が進んだり、負担が減るという事もなく
あっという間に休日が終わってしまう事がありました。
それらに対する解決策として本では
・隙間時間での瞑想
・軽い運動(席を立って外の空気を吸うなどを含む)
・仕事に緩急をつける
といったことが書かれていました。
(私の言葉に置き換わっています)
瞑想?って何?座禅みたいな感じ?ってのが最初の感想でしたが
意識して過ごしてみると、最近マインドフルネスという言葉で流行してるみたいですね。
TVでも呼吸を意識し、自分の感じたことに意識をフォーカスすると
集中力が高まる!というような事をやっていました。
さっそくコーヒーを入れながら、呼吸を意識してみました。
少し眠気が減ったような気がします。
軽い運動については、この時期暖房を使い締め切っているので、
部屋の中の酸素も少ないからか、午後は眠くなってしまう事が度々あります。
外の空気を吸う事で、脳に酸素を送り、背筋を伸ばせば血流も良く
なり、仕事の効率も上がりそうなので、
寒さに負けず実践してみます。
仕事の緩急は、今まで仕事は常にバリバリやっていないといけないものと考えていましたが、
実際には頭より手を動かす必要がある作業系の業務や
社内資料や回覧資料に目を通すなど
直接成果物へつながらない事も仕事であると
本を読んで感じました。すべて仕事と思い
バランスよく行おうと思います。
文庫本でポケットに入るので、電車の中でも読めてますし
1000円未満の自己投資で、これだけ気づきと行動変容があるので
読書は、コスパがいい、社会人としての勉強法ですね!!