2/1(木)~3(土)はパシフィコ横浜で
第23回日本集団災害医学会学術集会が
開催されています。
http://jadm2018.umin.ne.jp/
2日目である本日
人生初の学会ポスター発表を行いました。
演題は「薬学生・薬局薬剤師に対する
災害支援に関する意識調査と
BCPセミナー受講後の変化について(第2報)」で、
策定したBCP(計画)に対するBCM(マネジメント)の部分として行っている
新人研修や実習生向けに行っている講義のアンケートの際に実施したアンケートを元に
去年の6年制卒薬剤師を対象としたポスターに続く形で行いました。
教育・訓練の分類だったので
周りは大学の先生や学生さんなど
学校教育に関わっている方々でした。
普段から授業などをやってらっしゃるからか
発表がスムーズで
私は声の大きさだけは負けないようにと
災害支援時に着るオレンジの薬剤師ベストを着こみ
差し棒が震えながら4分間原稿を読み上げました!
ポスター作成を前日ぎりぎりまで行い
発表も原稿に頼りながらでしたが
何とか無事終了しました。
その他、セッションなどはD-MATで活躍されている方が多く
医師、看護師、リハビリの職種が多い印象で
学会全体を通して、薬剤師は少ない印象でした。
不勉強で知らなかったのですが
栄養士さん達も災害時に職能団体から派遣される形で
食料や栄養に関してご活躍されているとの事でした。
どの職種も災害に立ち向かうという
共通の思いがあるので活気がありました。
書籍コーナーには日本語翻訳の無いような分厚い本や
軍隊のサバイバル教本のようなものまであり
薬関連の本にしかなじみのない私には大変興味深かったです。
どの職種でも共通して被災地へ派遣されるチームと
それを受ける被災地のニーズがマッチしないことが課題として挙がっているようでした。
明日はBCPに関するセッションが多いので楽しみです!