Pepper向けアプリ「薬立っぺ」 リリース概要
1「薬立っぺ」開発の経緯
人間型ロボットのPepperは現在全国で10,000体以上が活躍しております。しかし基本機能でもある顔認識や感情表現その他拡張機能として人工知能との連動なども期待されてはおりますが、ヘルスケア領域の利用用途は未開拓の分野でもあります。
2015年11月より薬局での薬剤師の業務効率改善を目的とし、株式会社実務薬学総合研究所と株式会社ジャパンコミュニケーションの2社で共同開発を進めておりました。
2「薬立っぺ」の命名由来
「役立つ」の役を薬の「やく」と掛けるあわせた造語です。それとPepperの「ぺ」を語尾につけて「やくだっぺ」と命名させて頂きました。
3「薬立っぺ」薬局経営における3大課題を解決する
課題 | 対応部署 | 解決法 |
待ち時間 | システム事業部 | 薬立っぺ |
人材育成 | 教育事業部 | 薬学6年制卒後教育を考える会 新卒採用シークレットセミナー 地域医療留学システム |
リスクマネジメント | コンサルティング事業部 | 医療機関向けBCP策定支援 BCP訓練支援 |
株式会社実務薬学総合研究所ではそれぞれの課題解決のお手伝いをさせて頂いております。この薬立っぺは患者さんにとって特に苦痛に感じる「待ち時間」を「心地よい時間」に変えます。
4「薬立っぺ」の基本機能
ⅰ)3か月ごとに新しいコンテンツを提供します。
ⅱ)コンテンツ内容は3種:冬季の場合、手洗い・うがい・吸入薬。
ⅲ)ランダムなクイズでおさらいをします。
5 拡張機能
ⅰ)薬局あれこれ
なかなか聞けないことや薬局あるある話をQA形式にまとめてお客様・患者さんが自由に選択できるようにします。
ⅱ)ユーザー独自のコンテンツ作成サービス
例)電子お薬手帳の説明の組み込み。
かかりつけ薬剤師プロフィールの紹介など状況に応じて作成
ⅲ)薬立っぺSuper
自由にコンテンツが選べます(18~24コンテンツ予定)
(薬局の状況でお客様・患者さんの層が異なるのでそれに対応できます)
6 今後の開発のコンセプト
この「薬立っぺ」はご契約頂ける薬局様と共に育てるアプリにしていきたいと考えております。
またPepperの特性をフルに生かし、QAデータをAIと連動させることにより質の高いサービスの実現に向けた行動を行ってまいります。
以上よろしくお願いいたします。
【リリース概要に関する照会先】
株式会社実務薬学総合研究所
システム事業部 水 八寿裕
042-452-9400
携帯070-3533-7731
ipsp@e-okusuri.co.jp
【Pepper本体の購入の相談および本アプリケーションの導入に関する問い合わせ】
株式会社ジャパンコミュニケーション
03-3843-0971
pepper@jpccom.com